第1章 旅の原点と人生の転機 1.2.旅の原点と人生の転機(2)
1997年、上海。 貨物船の甲板から降りた瞬間、 空気が違った。 湿度と熱気が混ざり合い、 都市の欲望が、皮膚に触れてくるようだった。大通りの角に、小さな店があった。 鉄の蒸籠から立ち上る湯気。 小籠包、一籠、数元。 それは、値段ではなく“...
第1章 旅の原点と人生の転機
第1章 旅の原点と人生の転機