1.9.旅の原点と人生の転機(9)

第一章 旅の原点と人生の転機

「実は、俺もやられた。  去年、ベトナムのスタートアップに。  数字は完璧だった。  俺は野望を持ってた。  でも、みんなに反対された。  それでも少しだけ入れた。  結果は──プラマイゼロだった。」

彼は、笑った。 その笑いは、悔しさでも、安堵でもなかった。 それは、“問いを終えた者”の笑いだった。

「でもな、あれで学んだ。  数字が整ってても、空気が止まってた。  俺は、空気を見てなかった。」

その瞬間、僕らはつながった。 損失ではなく、ゼロという余白の中で。 野望と反対、そして冷静な着地。 それは、投資というより“冒険”だった。

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